コラム ブログトップ

「コラム」AT車のニュートラルとパーキングの違い [コラム]

諸君は、車のオートマチックギアの「P」「N」の存在に疑問を持ったことはないか?
ちょっと人を乗せるために車を側道に止めたときに、オートマのギアを「P」か「N」か迷ったことはないか?
「D」から「P」は遠い。「R」ギアを通り越さないいけない。
「D」から「N」はすぐ上。
サイドブレーキを引いている状態なら車は動かないだろう。
「N」でいいではないか?

そもそも、ニュートラルとパーキングの違いをよく理解していなかったので、
ネットで検索してみた。


(ここから引用文)
ニュートラルは「エンジンの回転・エンジンの力が伝わらない状態」です。日本語で書くと「中立」ですね。
Pレンジは、上記に加えて、AT内の歯車に爪のような物を噛みこませて強制的にロックさせ、タイヤの回転を止める物。

ただし、パーキングブレーキの代わりに使うものではありません。
停車中に、車が動かないように止めておく装置としてはパーキングブレーキ(またはサイドブレーキ・ハンドブレーキ)がメインで、Pレンジの爪は、これらブレーキの効きが甘かったり・引き忘れたりしたときのための保険的意味合いです。
ゆえに、車検時の検査項目に「パーキングブレーキの効き具合」はありますが、「Pレンジの爪」に関する検査はありません。
良く、「パーキングブレーキは使う必要ないですよ」などと間違った回答がありますので注意。

MT車は、ロー(1速)またはリバース(バック)にシフトすることで、エンジンとタイヤを直結状態にして、エンジンの抵抗を利用して動かなくしているだけです。4速とか5速だと、かかっていないエンジンでも動いてしまう可能性がある。だから1速かバックなんです。(細かく言うとギア比の説明をしなきゃいけなくなるので、詳細は省略します。)

ATで、LとかRではダメです。なぜなら、「機械的につながるクラッチ」ではなくて「オイルでつながるトルコン」だから。手で押すと動いてしまう。だから、MTでのローやRと同じ役割になる「Pレンジロック」がわざわざ必要になる。

なお、冬季の降雪地では、パーキングブレーキワイヤーが凍結して解除できなくなる恐れがあることから、パーキングブレーキを効かせずにPレンジロック、またはMTのロー/リバースが常識ですが、これはあくまで「緊急避難的措置」と思ってください。(これをもってパーキングブレーキが不要の理由にはならないって事。パーキングブレーキ不要論者が良く引き合いに出す。)

以上、https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1489867079 から引用

万十万

コラム ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。